RAT/ラットの最安価格と特徴!エフェクター使用レビュー
プロミュージシャンの愛用者も多い人気のエフェクター、プロコ社のRAT/ラットの最安価格と特徴や使用レビューです。
私は2台(新、旧)と持っていてメイン、サブとして使用しています。
最安価格
レジェンド級の名機ですが、1万円以下という購入しやすい価格で販売されています。
最安価格は以下をご確認ください。
RATの特徴
サウンドを一言でいえば「ワイルド」です。音がいい感じに暴れます。
オーバードライブというよりディストーションです。
ただ、クランチ・オーバードライブの軽く歪ませたサウンドにも人気があります。
コンプがかった音です。レンジは広くない印象です。
ピッキングニュアンスを出すようなアンプの歪ライクなエフェクターではなく音そのものが個性的なのがウリです。
トーンつまみが「フィルター」と名付けており、一般のトーンとは逆で時計回りに回すとハイが無くなっていきます。
パワーサプライ端子が一般のマイナスタイプではなくプラスタイプです(パワーサプライを使用する場合は専用コネクターを使いましょう)。
プロにもファンが多く名機と言われ人気があります。
アンプのジャズコーラス(JC)と相性がいいと言われています。
ツマミ設定サンプル
クランチ・オーバードライブ
[ゲイン]8〜9時、[フィルター]12〜2時、[ヴォリューム]2時
ハイの効いた気持ちのいいクランチ。ハムバッキングPUのギターのフロントでも高域が効いて抜けのいいサウンド。
ディストーション
[ゲイン]10〜12時、[フィルター]12〜2時、[ヴォリューム]2時
エッジの効いたディストーションです。
ザクザクきざめるサウンド。ゲインを12時以上にすると低音がブーミー(締まりのない音)になって使いずらいサウンドになってしまう。
ゲインを少し上げると(9時以上)ディストーションになってしまうのでクランチを作ろうとすると可変幅が少なくて大変です(最小〜9時の間で設定しなくてならない。しかも最小付近では音量が小さ過ぎるのでほとんど8〜9時の間でクランチを作ることになる ※ハムPUの場合)。
まとめ
名機と言われているので1台は持っていたほうがよいエフェクターだと思います。
ビンテージ(RAT)とかにはこだわらないですが、私は2台持っていて(メインとサブ)、2台の音が若干違います。
違いは微妙ですが、新しいRATは同じ設定ではよりハードで現代的な歪みです。
古いもののほうがクランチに合うレトロ、アナログなサウンド(温かみのある?)寄りです。
新旧2台のRATの違い
▲新はザラザラ、旧はツルツルした外ケースの素材感です。
▼ケース開けてみました。
「RAT/ラット」のYouTube動画
RAT/ラットの特徴がわかりやすい動画を選びました。
「RAT」6機種を弾き比べ (約10分映像)
RATとはこの動画のアタックがカリっとエッジの効いたサウンドです!低音もすごく出ます。非常によくサウンドの特徴をとらえた動画です。
名機RAT (約16分映像)
前半の動画でRATのゲインの変化具合がよくわかります。ハムPUだとこのぐらい歪みます。この通りです。
ProCo Ratとアンプの相性診断 (約6分映像)
様々なアンプとRATをあわせてサウンドチェックをしています。RATファンにはありがたい動画です。ハムPUとシングルPUで試しているのもナイスです。