プロ・ギタリスト100人のペダルボード大図鑑がお薦め過ぎる!
書籍「プロ・ギタリスト100人のペダルボード大図鑑」は世界の超一流ギタリスト100人が実際に使用しているエフェクター、ペダルボードが写真(解説付き)で見れるというものです。
実際にライブで使用・セッティングしている足元のペダルボードそのままが見れるので、どんなエフェクターを使用し、接続や配線をしているかがまるわかりの書籍です。
プロアマ問わず全てのギタリストにお薦めできる書籍です。
掲載ギタリスト
足下のペダルボードが見れる掲載ギタリストは、以下のような超一流バンドのミュージシャンたちです。
- ジミ・ヘンドリックス
- エリック・クラプトン
- ヴァン・ヘイレン
- ジミーペイジ
- ジェフベック
- ジョーペリー
- ポール・ギルバード
- スティーブ・ヴァイ
- イングヴェイ・マルムスティーン
- ザックワイルド
- スラッシュ
- ブライアンメイ
他(全100名)
これだけの世界最高峰のギタリストのエフェクターやペダルボードが見れるなんて夢のような企画本だと思いませんか?私は、も〜感激でした!
BOSSエフェクターが多い
▲ボン・ジョヴィのリッチー・サンボラのペダルボード。BOSSのオーバードライブとコーラスを使用している。
本を見ていて気付いたことが、意外と(?)BOSSエフェクターを使用しているギタリストが多いことでした。
アマチュアなどは上級ギタリストになるほど普通に市販されているBOSSのエフェクターを使わないようになり(甘く見て?個性を出そうとして?)、高級ハイブランドのエフェクターを使用する傾向がありそうですが・・。書籍掲載のギタリストはけっこうBOSSの使用度が高いです。
それだけBOSSエフェクターの音の良さはもちろん、信頼性も高いということだと思いました。
内容が薄い?
▲エアロスミスのジョーペリーのペダルボード。LINE6のストンプボックスやクロンのケンタウルスを使用。
この書籍のAmazonなどの評価は、色々と言われているが(詳しく解説がされていない等の批判)、世界の超一流ギタリストの使用エフェクターやセッティングを写真で見れるだけでもすごいことだと思います。
▲ガンズアンドローゼスのスラッシュのペダルボード。BOSSのディレイ、MXRのフェイズ90など誰もが一度は試すエフェクターが並んでいる。
使用エフェクターのメーカーやモデル名が全て記載されていますし、セッティングに関する説明などのコメントもされているので、それを見るだけでも書籍を購入する価値は十分にあると思います。(むしろ私には永久保存したいものの一つです)
ちなみに、掲載されている100名のギタリストは、1970年代、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代という年代ごとのカテゴリーに分かれていて、その当時ギタリストがツアーなどで使用していたペダルボード・エフェクターの写真が掲載されています。
▲1970年のジミヘンドリックスから2016年のメタルギタリストまで、幅広いラインナップがみれる。
まとめ
▲本の裏表紙
書籍は、ギター専門誌「ヤングギター」がライブ取材のときなどに撮り溜めていたペダルボード写真を年代ごとに別けてギタリスト100人分を編集・掲載したものです。
全てのギタリストの参考になるであろう貴重な歴史的記録であります。